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2020-02-11
業績拡大の足元で・・
今日はシステム会社さんのご相談に乗ってきた。
これまでは受託開発や下請の仕事が多かったが、
中小規模ながら、
最近は直請け仕事が増え、
オフショア開発にも取り組んで
業績は順調に拡大している。
しかしここで新たな悩みが。
並行して稼働する案件が増えてきたので
案件ごとの採算が全く見えていないとのこと。
そこで、採算管理の仕組み作りをお手伝いすることになった。
システム会社というとなんとなく難しい感じもするが、
採算管理の基本的な構造はシンプルだ。
案件ごと、プロジェクト単位で利益を見えるようにするのが第一。
あとは、課題のありそうな箇所に当たりをつけて
見積り、実行予算、実績の差異を見たり、
案件種別ごと、担当者ごと、お客様ごと、などの切り口で
採算を見ていく。
当たり前のことだが、出来ている会社は少なく、
分析すると色々と改善のヒントが出てくることも多い。
経営管理というと
とにかく正確にやろうとして構えてしまう人や、
会計と一致しなければと難しく考える人も多いが、
そこは割り切って意思決定ができる精度で十分である。
100点を目指すとまず始まらない。
やらないよりは20点の出来栄えでも
さっさと進めてしまった方が良いと思う。