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2021-05-21
『事業再構築補助金』申請の締め切りに慌てないために事前に準備しておくこと
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これまで事業再構築補助金にまつわるご相談やサポートを請けさせて頂く中で、申請を行う事業者様とお話をする機会がありました。
その中で、
『事前に申請に向けた準備をしていればもっと色んな取り組みができたのに・・・』
『もっと具体的な構想が組めたのに・・・』
といった、「もったいない!」と感じることが多くありました。
そこで、これから事業再構築補助金を検討される事業者様にオススメしたい、「事前に準備しておいたほうがいいこと」をご紹介させていただきます。


この記事はライターの白石亜矢子が執筆しました。
略歴:(株)リクルートでモノ作り企業を中心とした人材採用の企画営業と転職情報誌の編集、ブライダル雑誌の編集を経験。2011年からフリーランスのライターとしてブライダル・観光・食の分野における取材・執筆活動のほか、地方創生事業のディレクションを行う。

新事業に向けたブレーンストーミング(ブレスト)に時間をかける

事業再構築補助金は、「企業の思い切った事業再構築を支援」とあるように、新分野展開や業態転換、事業・業種展開による規模拡大に挑戦する企業を支援する事業です。
そのため、「製品や市場の新規性」と「経営のインパクトの大きさ」がポイントになり、日本経済の構造転換を促すような事業計画が求められます。
そのため、事業内容や自社の強み、事業計画といった項目について、指標と合っているかを精査しながら投資家にプレゼンする気持ちでストーリーを組み立てていく必要があります。

そのための骨子を作るのに有効的な手段のひとつが「ブレーンストーミング(ブレスト)」です。
ブレストとは、社内・社外問わず今回目指す事業のプロジェクトメンバーが集まり、アイデアを出し合う場のことで、ブレストをすることで、他メンバーの考えが共有され、連鎖反応をおこすことで思いも寄らないアイデアや、一人では絶対に思いつかなかったようなアイデア、考えを生み出すことができます。

多角的な視点が事業を磨き上げ、これまで市場になかったサービスやマーケットへの展開など既成概念にとらわれない自由な発想は、今回の事業再構築補助金申請に非常に重要な事前準備と言えます。

【ブレーンストーミングを行う上でのポイント】

■他者の意見を批判しない

ブレストの最中はメンバーのアイデアや意見を「批判」しないことが重要です。例えば、予算が膨大にかかるアイデアを誰かが提案したとします。それを聞いて、「そのアイデアでは予算が足りないよ」と批判したくもなりますが、ここでは、費用のかからない材料や販売方法など「予算が足りない場合の対応策」を考えて発言することが大切です。この作業が事業を磨き上げていくポイントになります。

■アイデアは「質」より「量」にこだわる

ブレストでは、「質」の高いアイデアを出すよりも、アイデアの「量」を重視します。「質」にこだわりすぎると、自由で斬新なアイデアを制約してしまう可能性が高くなるからです。
「質」より「量」を重視すると、実現不可能に思えるアイデアもたくさん出てきますが、どんなに面白くないアイデアでも問題ありません。量にこだわることで、最終的にはアイデアの「質」自体を高めることにつながります。

■出されたアイデアはすべて書き出しグループ化する
ブレストの中で出されたアイデアは、付箋などに書き「製造方法」「販路」「広告」などジャンルごとにグルーピング化しておくと、その後の新たなアイデア出しや2つのアイデアを1つにまとめて全体の方向性を可視化するのに役立ちます。
それらをもとに各人がリサーチなど情報収集したものを持ちより、次回のブレストの場でブラッシュアップをかけていくことができます。

新事業に向けたマーケット調査を行う

事業再構築補助金の定義を満たすためには、これまで行っていた事業から新たな分野に進出したり、新規性の高い商品を開発するなど未知の分野へのチャレンジが求められています。
そこで重要になるのが、チャレンジする市場がどうなっているのかを知ることです。
その一つが、競合となる他社や他社製品についてマーケット調査を行うことが重要となります。

【対象企業のリストアップ基準例】
・狙う市場でシェアが高い商品・企業
・狙う市場でシェアを伸ばしている企業
・狙う商品やサービスの価格帯が同じ商品や企業
・狙う市場で販売手法が似ている企業

【競合する各商品や企業の着目すべき点】
・事業規模
・経営方針
・商品展開
・顧客層
・集客・販売・サービス経路

競合他社がある中で、自社の新事業がどのような立ち位置にあるのかポジショニングを確認するフレームワークとして「4C分析」というものがあります。

「4C分析」は商品やサービスが、ユーザーの価値につながっているかどうかを分析するフレームワークで、ユーザーの立場から商品や施策を分析することにより、自社のどの部分がユーザーに受け入れられそうか、といった視点で分析することができます。また、事業再構築補助金申請書に必要な自社商品やサービスのメリット・訴求ポイントも確認することができます。

【4C分析の項目】
・Customer:顧客価値
・Cost:コスト(時間・金銭的・心理的負担)
・Convenience:利便性・購入しやすい
・Communication:ユーザーと企業とのコミュニケーション(どのように商品を知るか)

設備投資などできるだけ詳細な見積書をとる

ブレストや競合調査などを終え、自社が目指す方向性や商品・サービス内容がある程度固まったら、事業にかかる費用の見積書をできるだけ詳細にとっておくことが必要です。
見積書は相手業者の状況によっては、見積額が出るまでに時間がかかることもあります。
慌てて補助金提出準備をするあまり、購入する設備などの要件や見積書を精査せず、採択された後の設備を具体的に精査した際に大幅に費用がかかってしまった(補助金は基本的に申請した金額しかでない)といった事態を招きかねません。
そのためにも、ブレストや競合を見据えた自社の新事業を明確にしおくことはとても重要です。

また、電子申請のアカウント(Gビズプライムアカウント)の発行には、2~3週間ほどかかる場合があるとされているので、直前の取得手続きだと申請に間に合わない可能性もあります。
こちらも、余裕をもって手続きをしておくのがベストです。

■Gビズプライムアカウントの発行はコチラ

https://gbiz-id.go.jp/

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